11月からこども歌舞伎に仲間入りした新人たちの初舞台までひと月を切りました。
「白浪五人男」のお稽古も、台詞の読み方から始まり、五人男それぞれの動きや立ち位置を覚え、それに捕手の台詞と動きも加わって、覚えることが盛りだくさんになってきました。親たちの心配をよそに子供たちは、傘を持たせていただいたり、刀を身に付けさせていただくうちにテンションが上がってきたのか、台詞もきちんと覚え、なにやら形がついてきました。これも、志穂先生のきめ細やかなご指導と、一緒にお稽古に入ってくださる若草歌舞伎の先輩方やこども歌舞伎の先輩メンバーの皆さんの演技をお手本にすることができるからだと思っています。
残された練習日もあとわずか。親子ともども気合いを入れて、インフルエンザにも気を付けて本番を迎えたいです。
見られることも成長に繋がると思いますので、たくさんの方に練習の成果を観ていただけたら、と思っています。
(Reported by 新人保護者)
2016春公演演目紹介《あらすじとみどころ/配役》
◆ 仮名手本忠臣蔵 〜三段目〜
◆ 河内山
◆ 釣女
◆ 茶壺
◆ 三人吉三巴白浪 〜大川端庚申塚の場
◆ 白浪五人男 〜稲瀬川勢揃いの場
◆ かっぽれ
◆ 口上