日本伝統芸能振興会主催の伝創館こども歌舞伎・若草歌舞伎のご紹介です。 団体概要
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伝創館こども歌舞伎
伝創館こども歌舞伎は、日本の伝統芸能である歌舞伎の体験を通して日本文化の素晴らしさを子どもたちに伝えることを目的として活動しております。
平成17年、日本伝統芸能振興会がこども歌舞伎養成事業を本格的に開始し、発表公演の開催など精力的に活動をしてまいりました。平成20年度は有識者、公共機関等の御助力、御支援を頂き、更には文化庁よりの人材育成としての支援まで頂きまして、これまでのべ500人以上の子供たちが歌舞伎の舞台を体験しています。
現在は、小学生・中学生のメンバーが八丁堀にあるお稽古場「伝創館」にて、土日を中心に楽しくお稽古を積んでいます。ふだんは日本舞踊・立ち廻り・礼法・ボイス(発声)の基礎稽古の他、希望者は三味線、義太夫の稽古もあります。また公演の配役が発表されると、各演目のお稽古も始まります。
子どもたちは本格的な歌舞伎のお稽古を通して、日本舞踊や発声などの基礎技術だけでなく、先生方、先輩方をはじめとする舞台に関わるすべての人への礼儀を学び、舞台を創りあげる一員としての責任や喜びを経験しています。
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若草歌舞伎
こども歌舞伎でお稽古を積み、さらなる研鑽を望む中学生以上のメンバーで構成されているのが若草歌舞伎です。
若草歌舞伎は「体験」を重視するこども歌舞伎に対し、より一層プロ意識を持ち、自ら舞台を作り上げることを意識して活動しています。公演では看板役者であると同時に舞台を創り上げる裏方役もこなし、ふだんのお稽古ではこども歌舞伎の後輩たちのよき先輩として稽古場を引っ張っています。
今後は地域のイベントや老人ホームでの出張公演などにも積極的に取り組んでいく予定です。