文屋康秀・・・彼は、モテ期の小野小町様を口説こうとお屋敷に向かいます。
ところが!彼の前に官女たちが現れ、あの手この手で康秀が小町様に会えないよう邪魔をします。果たして、康秀は無事に小町様に会えるのでしょうか・・・
文屋、歌舞伎舞踊。清元節の曲名。六歌仙を題材にした歌舞伎の五変化舞踊『六歌仙「六歌仙容彩(ろっかせんすがたのいろどり)』の一曲。
今回のこの作品、康秀役は日舞の経験豊かな先輩二人がつとめます。コミカルなテンポに引っ張られることなく、ソロで舞う日舞は小町様じゃなくてもイチコロの見応えありのシーンとなっています。
また、官女役は同期の仲良しマイペース4人組がつとめます。面白いことが大好物の4人には、この官女役はピッタリ!ぜひ、観劇の際は4人の可愛らしくも面白いやり取りを楽しんでいただけたらと思います。
稽古場も明るい文屋チーム。本番までに「雅とは?」と考えながら、1つの作品の中で「魅せる」「楽しませる」の演じわけを表現できるよう頑張っています!
(Reported by 保護者)