出演者全員が登場するかっぽれ。
演目のお稽古では出ない、賑やかな雰囲気のお稽古となります。数人がお休みでしたが、ほぼ全員が集合するとなかなか壮観で、狭い稽古場がますます狭く感じられました。
この日はかっぽれの始めての稽古日。
まずは若草を中心に舞台上の立ち位置を決めますが、一苦労です。
「お隣を見てまっすぐ並んでね」
と立花志穂先生に言われても、なかなかまっすぐできないのは新メンバー。列からはみ出たり間隔が詰まったり空きすぎていたり。お隣を見てはいるのだけど、まっすぐできません。すると後ろから見ていたこどもの上級生が、まっすぐ並ぶように直してくれます。さすが!
かっぽれはメドレー式に次々踊っていく演目です。全員のパートと数人づつのグループのパートで構成され、全部で7~8曲踊ります。全員で踊る明るい曲、若草が魅せる重厚で大人の踊り、こども女子チームの晴れやかな舞妓の舞などなど、色彩豊かな舞踊が続きます。
立ち位置が決まったら、頭の曲から順繰りに踊り、最後は「皆様のお待ちかね、かっぽれ~」で締めます。かっぽれは跳んだり回ったりと、とにかく動きのある踊りなので、普段の稽古中は頑張って大人しくしている子どもたちも、ここ一番!とばかりに張り切りました。
初日夜の部と千秋楽の締めを賑々しく飾るかっぽれ。
晴れやかな舞台をお楽しみください!
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