今年も春公演の最後をにぎにぎしく締めるのは「かっぽれ」。お稽古も順調に進んでいます。
いつもは別々にお稽古している先輩のこどもメンバーと、新人のこどもメンバーが初めて一緒にお稽古するのが、このかっぽれ。先輩となったこどもたちも、かつては新人として先輩の踊りを見よう見まねで覚えた日を思い出しますね。新人さんは先輩の踊りに頑張ってついてきます。先輩こどもはお手本になれるように気合いをいれて踊ります。
まずは全員で踊る「伊勢音頭」。ポーズをビシッと決めるとちょっと上手くなった気分になれます。
次は中堅のこどもたちと新人のこどもたちがメインの「深川」。「チョイナ」の掛け声と手拭いさばきがポイントです。
そして、同じメンバーで踊る「奴さん」。江戸の粋を醸し出せるよう、動きの意味を考えながら踊ります。
次に、今年は難しい歌舞伎舞踊「供奴」に年長のこどもたちがチャレンジ。提灯を手に軽快に踊ります。かっぽれの中盤の見せ場を盛り上げられるよう、お稽古場でも家でも猛練習です。
最後は恒例の「かっぽれ」。早い動きに、慣れないうちはまごつきますが、先輩の背中を必死に追いかけていると、だんだん楽しくなってきます。
フィナーレは先輩、中堅、新人が順にみなさまにご挨拶。本番までの練習の日々が笑顔で締め括れるよう、あと少ししかないお稽古に集中します!そして何よりも踊りを楽しんで欲しいですね。本番が楽しみです!
(Reported by 保護者)