【演目紹介】松羽目舞踊 操り三番叟(あやつりさんばそう)

解説と見どころ

『三番叟(さんばそう)』は土をならし、五穀豊穣への祈りをあらわす舞踊で、お正月などおめでたいときに舞われます。
「舌出し三番叟」「二人三番叟」など様々な形態がありますが、今回は操り人形をモチーフにした「操り三番叟」を上演します。人形になりきって踊る三番叟と、それを操る後見との息の合った踊りをご覧ください。

あらすじ

若草歌舞伎「操り三番叟」裃姿の後見が人形箱から三番叟を取り出して舞台正面に置くと、たくさんの糸を吊った手板が天井から降りてきます。後見がその糸と三番叟をつなぐ仕草をすることで、糸操りの趣向だということがわかります。
人形振りで踊り始めた三番叟ですが、踊りが佳境に入ってくると、次第に糸が絡まったり切れたりして、やがて動かなくなってしまいます。
しかし、後見が慣れた手つきで糸をつなぎ、ふたたび動き始めた三番叟に、クドキ、手踊り、鈴の段と舞わせていきます。
人形の三番叟は魂が宿ったかのように、ますます鮮やかに、手ぶり足ぶりも面白く舞い続け、鈴の段で種まきとなり、天下泰平、国家安穏、五穀豊穣を祈って、めでたく舞い納めます。

※ 画像は2011年公演のものです。

キャスト

 
A
B
C
三番叟前田彩花
奥山佳穂乃
椎名洸勝
後見玉置晴菜
力石明
坂田峻之介
脇後見奥山佳穂乃
椎名洸勝
前田彩花

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