【稽古レポート】踊りまくる!役ごとの個性ある踊りに注目![乗合船恵方万歳]

3月20日(月)日本橋社会教育会館で行われる春公演に向けて子供たちは猛特訓中。
公演当日は春分の日。春の穏やかで心地良い季節にふさわしい、華やかな「乗合船恵方万歳(のりあいぶねえほうまんざい)」をお届けします。

「乗合船恵方万歳」は初春の隅田川の渡し場で乗り合わせた、太夫・才蔵・白酒売・大工・芸者・通人・子守・船頭が、それぞれの職業の特徴を活かした踊りを順番に披露する歌舞伎舞踊です。

とにかく踊りまくる難しい演目に挑戦するのは7人の男の子と6人の女の子。上は中学一年生・下は小学2年生と、個性豊かなメンバーが揃っています。

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緊張感たっぷりの初稽古は先生の動きを見るだけで精いっぱいだった子供たち。手足の動きもバラバラ、体や顔の向きもバラバラ、とにかく覚えるのが難しい!でも稽古を重ねるにつれていつの間にか動きが身についてくるようになり、気付けばそれぞれの役がかなり板についてきました。さらにお話の流れもわかるようになり、演目の完成度が少しづつ上がってきていると感じでいます。

何度も厳しく優しく指導してくださる先生方に応えるべく、子供たちも与えられた役をしっかり演じるため一生懸命頑張ってくれています。

今回お届けする「乗合船恵方万歳」は、お稽古場でしかりと練習することはもちろん大事な事ですが、録画した映像をみながら自宅で予習・復習することも必要となる難しい演目です。先生方・子供たち・保護者一体となって、素晴らしい「乗合船恵方万歳」を披露したいと思っております。

3月20日(月)の春公演、是非とも足をお運び頂き、華やかな舞台を楽しんで下さいませ!

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(Reported by 保護者)