【稽古レポート】踊って踊って踊りまくる稽古[茶壺]

こんにちは。
こども歌舞伎ののりちかです。

三月公演に続き八月公演は2回目の「茶壺」に出演することになりました。役はすっぱ(スリ)の熊鷹役です。
三月公演の時は、田舎者・麻胡六の真似をして少しおくれながらも息をあわせる連舞(つれまい)のところと、足を踏むところで相手の踏む音を聞きながらタイミングを外さないお稽古を何度もしていただきました。熊鷹一人の踊りには、おじいさん、おばあさん、むすめと登場人物ができてまるで早変わりのような踊りがあり、動きもはげしくて浴衣を2枚も破きました。一越先生のご指導は、できるようになるまで続く厳しさがあり「次が最後」「次が最後」と延々と11回続いたこともありました。
八月公演のお稽古では「演技して」と先生から何度も注意をされています。麻胡六の言うことを盗み聞きして、それを思い出しながらごまかして伝える演技が難しく、つられて顔にも演技が入ってしまい、麻胡六役のこたろう君を笑わせてしまいました。
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今回は、二年前(小学校三年)「釣女」で一緒に太郎冠者役をやったこたろう君、おうや君と3人での共演になり、ずーっと願っていたことだったのでラッキーでした。
一越先生、ご指導どうもありがとうございました。

(Reported by Norichika[こども歌舞伎])