【稽古レポート】華やかな舞台に心躍る[吉野山]

佐藤忠信役の髙橋遼行(りあん)です。
忠信は静御前と一緒に旅をしながら静御前を守っています。
だけどただの武士ではなくて白いキツネが佐藤忠信に化けているという話です。
両親の皮で作られた鼓が欲しくて、鼓のそばにいたくて静御前が鼓を叩くとどこからともなく現れるという不思議な役です。
強い武士ですがたまにキツネっぽい仕草がでてきてしまうところが、ちょっとかわいいので注目して観てもらいたいです。
踊りは難しいですがキツネのようにはねる感じで動けるようにがんばります。

静御前を演じる境優希です。初めて女役をやるのでワクワクしています。
静御前は、華やかな衣装を着て華やかな舞を披露します。私の注目してほしいところは、はじめの静だけで踊るところです。
美しく華やかな舞のなかには、静らしい強い面もあります。
また、今回は班ごとに学年が違っていて、5年生チームで演じるのがとても楽しみです。
花四天たちは中学生以上の先輩ですが、一緒に舞台に立てるのが楽しみで、注目してほしいです。

逸見藤太役のダネブ璃南です。
今回初めて面白い役に挑戦するので、とても新鮮な気持ちで取り組んでいます。
五條先生から、藤太役はメリハリを大事にするように言われました。
藤太の、リズムに乗って歌うように言う台詞やその身振り、あやつり人形のような動きもおけいこをしていて楽しいです。花四天役のお兄さん達は、動きや台詞をすぐに覚えていて、立ち廻り姿もかっこいいなと思いました。
最後に忠信が藤太に向かって笠を投げる場面があります。さて、本番でそれを上手く受け取れるでしょうか? 見守っていてくださいね。

Reported by りあん、ゆき、りな