【稽古レポート】美しい桜の舞台で踊り、立廻る[吉野山]

江戸の市民に忠臣蔵と共に親しまれた「吉野山」。前半は静御前と忠信の華やかな踊り、後半は藤太と花四天も加わったキレのある立廻りが見所です。
長い踊りを覚えるだけでなく、一つ一つのセリフと動作で美しく・格好よくストーリーを表現するため、お稽古を重ねています。
年齢も身長も、そして歌舞伎の経験も異なるみんなが個性を発揮し、お互いに助け合いながら創り上げられていく舞台。演者による違いを楽しんでいただくのも一興です。

忠信役の小林遼羽(りょう)です。
静御前の旅のお供をする忠信ですが、実は正体が狐で忠信に化けて出ているのです。なので、力強いセリフや美しい踊りのところどころに、狐のような可愛らしい動きがあります。
人と狐の違いを上手く演じるのが面白いです。静御前とタイミングを合わせた踊り、藤太・花四天との鮮やかな立廻りが見所です。
一緒に演じるみんなの中では歌舞伎の経験が長い方なので、舞台を引っ張る気持ちで頑張ります!

静御前役の鹿島田凜月(りづき)です。
静御前は姫でありながら強い女性でもあります。踊りはなめらかに、セリフはハッキリと伝わるように心がけています。忠信役の遼羽くんの動きとタイミングが合うように気を付けています。
本番は舞台も大きく、観に来て下さる方もいらっしゃいますので、お稽古の成果を発揮できるよう頑張ります!

藤太役の髙橋咲悟(しょうご)です。
この役は、静御前と忠信の美しい舞の後に雰囲気をガラリっと楽しく変えるやりがいのある役です。
最初に台本を読んだ時、藤太は「面白い役だ!」と思ったけど、面白い役をやるのが初めての僕にはとても難しいです。動きが早くならないよう丁寧にしつつ笑わせる...
僕は真剣に演じますが、ぜひ皆さんには笑っていただき、新しい役柄に奮闘する僕の緊張をほぐしてください!

Reported by りょう、りづき、しょうご