【稽古レポート】こどもも親も緊張の初舞台[白浪五人男]

新人メンバーとして温かく迎えて頂いた9名も練習を始めて2ヶ月が経ちました。
東京各地区から『歌舞伎をやりたい』と志して集まった9名は、みんな仲良く練習にはげみ、休み時間も和気あいあいとしています。

志穂先生はステキな声で何回も優しく時に厳しく一人一人に的確に指導して下さるので、山の様に覚える事も一つ一つ身に付いて来ました。
5月まで、ごく普通の子供達が今では、すっかり『白浪五人男』に化けて稲瀬川の土手でたくましく見栄を切っています。
shira1捕手も先輩方のお手本のおかげで、ようやく様になって来ていますが、まだまだこれから口上の練習や総ざらい、場あたりと子供達には聞いた事のない練習が待ち構えています。初公演も一カ月を切りました。練習も緊張感も山場を迎えています。この良い緊張感をバネに、新人親子は全力でやり切る覚悟で気合を入れ直しています。
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歌舞伎のセリフと言うものは、単なる口先で言う言葉ではなく身体の奥から声を出しリズムを付けて発するものです。新人君達が、それをどこまで身につけられたか、この公演で発揮してくれる事でしょう!
子供達が今まで知らなかった世界を自分のものにして成長する姿を皆様ぜひ応援しに来て下さい。

(Reported by 新人保護者)